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    シルビアのいる街で

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      シルビアのいる街でシルビアのいる街で
      監督・脚本:ホセ・ルイス・ゲリン
      出演:グザヴィエ・ラフィット/ピラール・ロペス・デ・アジャラ/ダーニア・ツィシー
      朝、青年はホテルの一室で目を覚まし、地図を片手に街を歩き出した。2日目、演劇学校の前にあるカフェで、青年はそこにいる女性たちをひとりひとり観察し、ノートにデッサンを描く。やがてガラス越しにひとりの女性の姿を見つけた青年は、カフェを出て行く彼女の後を追う。後ろから女性に「シルビア」と声をかける青年だが、返事はない。女性を見失いかける青年だが、市電に乗り込む姿を見つけ、後を追う。
      予告編

      解説
      ビクトル・エリセが“スペインで最も優れた映画作家”と期待を寄せる俊英ホセ・ルイス・ゲリン監督、初の日本国内劇場公開作品。かつて出会った女性の面影を求めて、街をさまよう青年の姿を追う。ヴェネチア映画祭出品作。出演は「ガブリエル」のグザヴィエ・ラフィット、「女王フアナ」のピラール・ロペス・デ・アジャラ...続きを読む

      ストーリー
      朝、ホテルの一室。ベッドの上で考え事をしていた青年(グザヴィエ・ラフィット)は、やがて地図を片手に街へ出てゆく。カフェで女性客に声を掛けるが無視され、不注意から運ばれてきた飲み物をこぼしてしまう。翌日。演劇学校前のカフェの奥に陣取り、客を観察してデッサンをしている。ノートの余白に“シルビアのいる街で”とフランス語で記す。カフェの喧騒、市電の通り過ぎる音、ジプシー音楽風のメロディーを物悲しく奏でるバイオリンの女たち。彼は、ガラス越しに見つけた美しい女性(ピラール・ロペス・デ・アジャラ)に目を止める。彼女がカフェを後にすると、彼も慌てて後を追う。中世風の美し... 朝、ホテルの一室。ベッドの上で考え事をしていた青年(グザヴィエ・ラフィット)は、やがて地図を片手に街へ出てゆく。カフェで女性客に声を掛けるが無視され、不注意から運ばれてきた飲み物をこぼしてしまう。翌日。演劇学校前のカフェの奥に陣取り、客を観察してデッサンをしている。ノートの余白に“シルビアのいる街で”とフランス語で記す。カフェの喧騒、市電の通り過ぎる音、ジプシー音楽風のメロディーを物悲しく奏でるバイオリンの女たち。彼は、ガラス越しに見つけた美しい女性(ピラール・ロペス・デ・アジャラ)に目を止める。彼女がカフェを後にすると、彼も慌てて後を追う。中世風の美しい町並みの下、繰り広げられる追跡劇。彼は“シルビア”と声を掛けるが、反応はなし。市電の中で再び声を掛ける。“バー飛行士で6年前に会ったシルビアだよね。あの時、君がナプキンに書いてくれた地図を、今でも持っているよ”。だが、女の返事は“自分は1年前ににこの街に来たばかり。人違いよ”とそっけないもの。加えて “ずっと尾行されていて気味が悪かった”との非難まで浴びてしまう。1人取り残される青年。夜は孤独に、思い出のバー“飛行士”で過ごす。翌朝。再びカフェに姿を見せた彼は、やがて市電の駅へ。通り過ぎる市電の窓越しに見え隠れするたくさんの人々。ガラスに反射するいくつもの人影。彼のノートが風にめくられてゆく。女の後姿。ブロンドの長い髪が美しく舞っている。駅に佇む彼の前を、何本もの市電が通り過ぎていくのだった...続きを読む

      【監督・脚本】ホセ・ルイス・ゲリン
      【製作総指揮】ルイス・ミニャーロ / ガエル・ジョーンズ
      【製作主任】アンヌ・ベネット / ニコ・ヴィヤレーホ
      【撮影】ナターシャ・ブレイア
      【美術監督】マイテ・サンチェス
      【音響】アマンダ・ヴィヤヴィエーハ
      【編集】ヌリア・エスケーラ
      【音響編集】マリソル・ニエヴァス
      【録音】リカルド・カサルス
      【出演】 グザヴィエ・ラフィット ピラール・ロペス・デ・アジャラ ターニア・ツィシー


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        • 2011.05.02 Monday
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        コメント
        物語はシンプル。一人の青年(グザヴィエ・ラフィット)が、6年前に合った「シルビア」という女性の面影を求めて、街をさまよい続ける。ただそれだけである。カメラはしばしば主人公の目線となり、街と人々の間を漂う。セリフも、会話も、ほとんどなし。おそらくシーン数も、普通の映画に比べるとかなり少ないのではないだろうか。監督はスペインでドキュメンタリーなどを中心に活躍するホセ・ルイス・ゲリン。ビクトル・エリセや小津安二郎のファンというだけあって、独特の長回しが印象に残る作品である。さて、何が不思議かというと、この映画の重要な要素である“視線”である。カフェに座っている主人公が、カフェに集う人々を観察する。カメラは主人公の目線になって、人々の顔から顔へ、えんえんと・・・。こうして書くと、何かとてつもなく退屈な映画のように思われてしまうが、気づくと、観客である「自分」がいつの間にかこの主人公の目線と同化して、一緒に「何か」(それは当然、シルビアなのだが)を探している事に気づく。そして、いつの間にか、映画の時間は過ぎてゆく・・・。映画を“体験”する、という表現はよく使われる事があるが、まさにこれは不思議な映画体験だった。そんな訳で、去年(2010年)観た映画の中で最もユニークな作品&最も印象に残った作品である。
        さて、映画の中盤、主人公はシルビアらしき女性(「王女フアナ」のピラール・ロペス・アジャラが“大人の女性”に美しく成長して還ってきた!)を発見、ほとんどストーカーまがいの追跡行を開始する。このシーンは色んな意味でドキドキ。さてさて、この後どうなるのか・・・映画を観てのお楽しみ?他のレビュアーの方々、ネタバラシしないでね(笑)
        今回のDVD化で最も注目すべきは、特典がどうとか・・・いうことではなくって、果たしてお茶の間でもこの“視線の同化”を体験できるのか?という事。劇場と全く違う環境での「シルビア〜」再体験。いや、楽しみですな。
        • ビクトル・エリセ
        • 2011/03/21 5:07 PM
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